いつも同じ空の下で



「私去年のあの合宿で、4キロも痩せたんだよ!! 絶対あの監督ドSだよっ」



ユウキはこの世の終わりだ!! と言わんばかりの形相で合宿の恐ろしさを語っている



まぁ確かにあの合宿はしんどい・・・

それに、携帯が繋がらない事もしんどいな

ヨシキに事前に言っておかなきゃ







―――その日の夜



お風呂から上がった私は、来週の合宿の事をヨシキに話そうと思い電話した



「あ、ヨシキ? 私。今大丈夫?」

『ジュリ。うん、大丈夫だよ』



久しぶりに聞くヨシキの声

夏休みが始まってから、お互い部活ばかりで、なかなか会えなかったんだよね



「実はね、来週の水曜日から3泊4日で合宿あるんだ。毎年行ってる所なんだけど、すんごい山の中で携帯繋がらないんだ」

『あぁ~この前言ってた地獄の合宿だね、ご愁傷様~。実は俺もちょうど来週の水曜日から合宿なんだ』

「ふふ。ご愁傷様って何よ~! ヨシキ達も合宿なんだ。青凌高校の合宿ってなんかリッチそう」



あんな立派な校舎や中庭を作るほどのお金持ち高校なんだもん

きっと施設の整った、いい合宿所で練習できるんだろうな
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