奏春高校 ☆青春のラブストーリー☆+番外編

「目的?そんなもん、ありませんよ。
僕達は、この子達を守るためなら

なんだってするんです。」

光君がいつもとは全くちがう
顔で先輩に言った。

「光君…」

あたしは、3人の気持ちに
涙が出そうになってきた。

同じクラスになって、
憧れの3人と仲良くなって。

まだ、二ヶ月ほど。

ほんの、少しの間に。
あたし達は、こんなにも
お互いを

想い合うようになっていたんだ。
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