うん、きっとこれが運命ってやつだ。



~ももside~ 回想 秘密基地



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



智「全員聞け~!」



葵「なになに~?」



智「今日から俺達は、秘密任務隊だ!」



も「秘密任務隊?」



智「ああ!秘密任務をクリアして、この町を悪から守るんだ!」



和「え~~!?おもしろそ~!」



智「ここが、俺達の隠れ家!」



京「悪から守るって、具体的に何するんスか。」



智「それは、後から決めるぜ!」



京「後からって...。」



智「だから、みんなにこれをやるぜ!」



も「何?これ。」



智「俺達が、秘密任務隊である証のバッジ!」



も「なんか、かっこいい!」



智「だろ!?これを持っている人だけが、この秘密基地に入れる!」



葵「じゃあ、リーダーは智也だな!」



智「そうだな!」



も「...って、京ちゃん寝てるし!京ちゃん!起きて!」



京「だって、眠いし。秘密なんたら、つまんないっス。」



智「つまんなくねーよ!」



京「興味ないっス。」



智「お前なんか、秘密任務隊に入んな!」



京「...zzZ」



智「ねてんじゃねー!」



あぁ、またケンカしちゃった。



葵「良もなんか話せよ!だから、女みてーなんだよ!」



良「......」



ちょっと、こっちも!?



も「あおちゃん!良くん男の子だよ!」



葵「知ってるし!良が、弱虫なのがいけないんだよ!」



良「...ひっく、ひっく」



案の定良くんは泣き出してしまった。



も「良くん、泣かないで!ほら!一緒に、あやとりしよう!」



良「う、ひっく、うん。やる。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



あの頃は、葉沼君と瀬戸君結構ギクシャクしてたなぁ。



竹盛君と南里君もだけど。



< 37 / 46 >

この作品をシェア

pagetop