anjel







胸がぎゅっとなる。


あの日のことがフラッシュバックして、


思わず目を瞑る。


やっぱり、怖い。


私のせいで、お父さんとお母さんが死んだって思うと、


これ以上、歌うわけにはいかない。


なのに。


なのに、どうして…?


どうしてこんなに、みっくん先輩の言葉に


心がふるえるの?


″歌いたい″って、思うの?


あんなに─────


歌わないって、心に誓ったのに。







 
< 124 / 600 >

この作品をシェア

pagetop