今日からトップ!?
「ヨリさんっ、外に夜露死苦団のやつらが!!」
夜露死苦・・・団?
「この前、頼のパンダを酷い目に合わせたやつだよ。」
すかさず、侑哉くんがフォローしてくれる。
あ。
あいつか。
なに、こんな時に。
勉強中なんだけどなぁ・・・
「頼、俺らに任せて、お前は勉強してろ!」
秀太郎が、親指をたてニッと笑い、アジトから出て行く。
竜くんと侑哉くん、その他メンバーも出て行く。
みんな・・・ありがとう。
みんなの心遣いに感動しながら、再びシャーペンを握る。
「おい、トップ出せや、トップー!」
「だから、今いねぇっていってんだろ。」
騒がしいなぁ、外。
「この前よくも殴ってくれたなー。
お前なんて、俺が本気出せば、一分で倒せんだよー!」
「一発でやられたくせに、よくもまぁそんなこと言えるね?」
「この前は手加減してやったんだよ、手加減!!」
「言い訳は見苦しい。」
「んだと?
さっさとトップ出せ、トップー!
タイマンじゃ、われー!」
「ほんっと、うるさい、お前。」
「お前じゃない、俺の名前はっ、」
ドガッ・・・
殴られる音が聞こえる。
「静かにしろ!
今試験期間なんだよっ!」
「秀太郎、それ、思いっきりこちらの事情だよ。」
「われ、殴りやがったな?
抗争じゃ、抗争!
野郎ども、かかれー!」
外からは男たちの怒鳴り声が聞こえる。
「・・・うるせぇんだよ。」
私はシャーペンを置き、立ち上がる。