雲の上の君へ

コイビト




梨亜と付き合って
1ヶ月が過ぎた。
展望台で告白されてそのまま付き合った。
だが俺はまだ梨亜のことが好きか
わからなかった。
「こ~ちゃん♪」
梨亜が俺の前の席に座った。
ニコニコしながら俺を見つめる。
(可愛い・・・。)
梨亜のほっぺをつねった。
「いふぁい~、こうふぁんはなひへー!」
「何言ってるのかわかんねぇ!」
やっぱり梨亜は可愛い。
でも、俺は梨亜のこと好きなのか?
俺は梨亜のほっぺから手を離した。
「いてて。ねぇ、こうちゃん♪
今日一緒に帰ろうよ!」
「いいよ。梨亜ん家まで送ってやるよ。」
「わぁい!楽しみにしてる~☆」
今日、梨亜に言おう。
まだ好きかわからないって。
そうしなきゃ梨亜を傷つけてしまう。

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