.゚*Milky Way*゚.
次の日。学校。


「…でね、昨日叶斗くんとばったり会ってちょっと話したんだ」

休み時間、私は聖愛ちゃんと廊下で話をしていた。


「…叶斗くんと色々話せて、叶斗くんも頑張ってるんだなって思ったら私も頑張ろうって思えて」

私の話に微笑みながら耳を傾ける聖愛ちゃん。


「月ヶ瀬くん、お家のために夜遅くまでアルバイト頑張っていらしたんですね」

「うん…そうみたい。だから私も頑張らなきゃ!」


…叶斗くんとばったり会った時間だけは、嘘をついた。

夜中に散歩してたことは…やっぱり言えない。


「月ヶ瀬くんとの距離も、だいぶ縮まってきましたわね」

ニコニコと弾むように話す聖愛ちゃん。


「七夕パフェと七夕カクテルの効果でしょうか?一緒に食べれば両思いになれるっていう…」

「せっ、聖愛ちゃん…」

「ファミレスに一人で会いに行くなんて、中々夕芽ちゃんも大胆ですわ」

「あの時は別に…会いに行ったわけじゃなく…なんとなくって前にも言ったじゃん」

「そうでしょうか?なんとなくでファミレスまで?」

「…っ」

恥ずかしくて言葉が出ない。
なんとなくじゃないことは、本人である私が一番よくわかっている。
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