透明な君


たくさん泣いて楽になったというので


今日はこれで終わることにした。



この子は
放課後にしか来ないのでもう外はオレンジ色でいっぱいだった。



「気をつけて帰りなね」

「うん。ありがとうございました」


少女の後ろ姿が見えなくなってから、歩きだした。


向かう先は…。


< 196 / 205 >

この作品をシェア

pagetop