透明な君


「えっと…ハルキくん…聞いてもいいですか?」

「え…な…何??」


サツキの次の言葉に緊張を走らせる。


私に何かした?
なんて聞かれそうで…。

「ハルキくんはなんとも思ってない子の寝顔はどう思いますか?」


「へ?え…なんとも思わないけど…?」


なんとなく拍子抜けした。


< 40 / 205 >

この作品をシェア

pagetop