透明な君

「てんめええぇっ!!
調子んのってんじゃねええぞっ!んのやるああぁっ!!!」



おらあああぁぁっ!!!

と 最大級の雄叫びと
共に 懇親の一撃をハルキにぶつけた…。


壁に、ガンっ!と体をぶつけたハルキは苦しそうに呻いた。


ゼーゼーと肩で息をしていたサトルがハッとする。


恐る恐る
ハルキをみるとハルキが半目で
じとーーーっと
サトルを睨んでいた…。

今日の喧嘩のなかで
一番の最大級の威力のパンチ…。


ハルキの理性を取り戻したといえば
取り戻しついた。

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