トワイライト
「ご・ごめん!」
  と慎也はすぐさま美有に謝りチョコンと首をすぼめた。



  すると二人は運良く美有達の丁度後の席に座った。見えたとしても一度も面識がない慎也の顔だけなので、相手に気づかれる心配はない。




「ねえ。とってもラッキーだわ。あの人達の話をこっそり盗み聞きしましょう。こんな事滅多にないチャンスだもの。だから良い?慎也なるべく声を出さないように雑誌を読んでいるフリをして、お話を聞き逃さないでね」
  と美有は慎也に念をおした。




「うん解った」
  と慎也は小さく頷いた。


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