【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
憲吾の配慮
お互いに自宅を出た祐輝と瑞希は、会社の上司と部下という形で、10分ほどの道を、話しをそれほどするわけでもなく、歩いていた。


会社に着くと、休んでいた詫びを入れようと、店長の前にやってきた。


「店長、申し訳ありませんでした。自分の伏せっ不摂生で、体調管理ができなく、お休み頂いてしまいました。大変ご迷惑おかけいたしました」


「良かったな~元気になって。柴崎、君大変だったそうじゃないか…体壊すのも無理ない。気を落とさないようにな…まぁ、男の仕事を理解できないような女とは、縁が切れて良かったんじゃないのか?」


「申し訳ありません…店長のおっしゃっていることが、理解できないんですが…」


「君、今日離婚するそうじゃないか~」


「えっ!何故そのことを店長が知っているんですか?」
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