【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「そうなんだ~」


「何~祐輝私を求めててくれてるの~高いよ~フフフッ」


「じゃあ俺金ないから、まだ無理だなハハハッ…」


「お兄さんにはお安くしておきましょうか?」


「お願いできますか?」


フフフッ…ハハハッ…


瑞希といると、心から笑える。


子供のように純粋で、それでいて、しっかりしていて、祐輝の気持ちをどんどん瑞希一色にしてしまう。


それは、瑞希が取り繕わない優しさで、自分を包んでくれているからだとわかっている。


きっと瑞希とだったらこの先やっていけそうな気がする。


そう祐輝は思っていた。


「瑞希、今日もありがとう。今日からよろしくな。俺が離婚したことは時期をみて店長が皆に話していくってことだから、会社の中では今まで通りな~」


「うん…」
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