貴方からの手紙〜愛する君へ〜
次の日。

拓也は意識を戻していた。
コンコンッ。

「はい!どなたですか」
「た、拓也。あたし。渚」
「あ、おう!入ってこいよ」

…。

「あ、何かごめ…「何でょ!何で言ってくれなかったの。肺がんなんて…。」

「わりぃ。でも傷つけたくなかったんだ」
「そんな事。付き合ってる中でしょ!」
「だから!!失いたくなかったんだよ…。」

「うぅっ。何で…拓也が…」
涙がとまんなかった。
「泣くな。渚。大丈夫。まだまだ可能性はあるんだ。」
「うん。あたし頑張って頑張って拓也を助けるね!」
「おう。」

そういってあたしは病室を出た。

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