散華の麗人
闇夜は一正に攻撃しようとしたが、風麗に阻止された。
「僕は、嘘をついてはいない。……妖怪が夜襲し、我が部隊はほぼ壊滅。沢川率いる隊のみが、成田軍への戦に応戦しています。」
「そうか。」
そう言って、一正は息を吐いた。
「わしは、あんたを信じよう。その目を、胡散臭い笑顔を。」
はっきりとそう言って空へ3発撃った。
「裏切れば、容赦なく撃つ。覚悟しぃや。」
そう告げて、リアンの横を通り過ぎた。
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