散華の麗人
しばらくの間、3人は話していた。
すると、“ガタッ”という物音がした。
「!?」
沢川と風麗は警戒する。
「大丈夫ですよ。」
紀愁は扉を見た。
「睦。お入りなさい。」
「睦?」
聞き覚えがある名前に風麗は反応する。
扉が静かに開き、薬湯を持った人物がでてきた。
それは、美女にも美青年にも見える。
睦は黙って蚊帳の手前へ薬湯を運んだ。
「ありがとう。」
紀愁の細い手がそれを受け取る。
手は全て包帯で隠れていた。
睦は頷いた後に黙ったままで去った。
「なかなかの美女ですね。まるで茶々のようです。」
「茶々は男だ。」
「そうですね。残念なことに。」
(この場に茶々がいたら、間違いなく怒るな。)
風麗は茶々がいないことに安堵した。
すると、“ガタッ”という物音がした。
「!?」
沢川と風麗は警戒する。
「大丈夫ですよ。」
紀愁は扉を見た。
「睦。お入りなさい。」
「睦?」
聞き覚えがある名前に風麗は反応する。
扉が静かに開き、薬湯を持った人物がでてきた。
それは、美女にも美青年にも見える。
睦は黙って蚊帳の手前へ薬湯を運んだ。
「ありがとう。」
紀愁の細い手がそれを受け取る。
手は全て包帯で隠れていた。
睦は頷いた後に黙ったままで去った。
「なかなかの美女ですね。まるで茶々のようです。」
「茶々は男だ。」
「そうですね。残念なことに。」
(この場に茶々がいたら、間違いなく怒るな。)
風麗は茶々がいないことに安堵した。