Ending Note〜the answer〜
「ぎゃあぁぁぁっ!」
僕の背後からは泣き叫ぶ声が延々と続いている。
……これで三枝は、僕のことを“なんてひどい人なんだろう”と思うに違いない。
ついでに言えば、これまで散々付きまとっていた三枝が恐怖に慄いている様子が愉快でたまらない。
……あぁ、もうすぐ出口か。
後ろを振り返ると三枝の姿が見えないが、泣き叫ぶ声だけは聞こえる。
「……………」
お化け屋敷最後の仕掛けは、両脇の壁の下の部分に不自然な隙間がある。
おそらくここから出てくるわけだな。
大きく深呼吸したあとに、その仕掛け部分を通ってみれば。
……案の定、出てきた。
某ホラー映画の白い服を着た長い髪の女の幽霊が。
声を上げそうになったけれど、三枝に聞かれてはまずい、と必死に押し殺した。