Ending Note〜the answer〜


久しく浮いた話がなかった。

前の彼女と別れたのは、確か3年くらい前。


それ以来、恋愛に無関心だったわけじゃないし、逆に飢えていたわけでもない。

時の流れに身を任せていれば、まぁそのうち良い出会いがあるだろう、と漠然と思っていた。



その“良い出会い”の相手が三枝だったわけか?



「あ、栗沢さん。お疲れ様でしたー」



悶々と自問自答していると、休憩室から出てきた三枝と遭遇する。



「あぁ、お疲れ。おまえも上がりなのか?」


「はい。……って、栗沢さんも!?」


「あぁ」



定時でピシャリと上がった三枝と、2時間残業した僕。

分かってはいるものの、バイトとアシスタントマネージャーの仕事量の違いに思わず溜息がこぼれる。



< 47 / 109 >

この作品をシェア

pagetop