SOS!!誰かいませんか!?

彼女は、俺が居ないと思ってトレーニングルームに来たのだろう。




ばつが、悪そうに少し笑いトレーニングルームを出ようとしたので俺は声をかけた。




「鏡子ちゃん少し話そうよ。頼むよ。」




俺は上半身裸だった為に急いでTシャツを着ながら彼女に言った。




彼女は、下を向きながら小さな声ではいと答える。




俺は、Tシャツに汗が染みて来るのを我慢しながらトレーニングルームを二人で出た。




いつも俺がコーヒーを飲んだり煙草を吸う勝手に喫茶室と名付けてる部屋に二人で入る。




ここは、空調が、効いてて汗が引いて行くのが分かり心地いい。




俺は二人分のコーヒーを入れテーブルの上に置いた。




彼女にはブラックを自分自身には砂糖を入りを置くと話しかけた。




「調子はどうかな?あの、二人だろう。たまには話したりしたいよ。もうああいう事はないから…」




俺はそう言うとインスタントコーヒーを熱いが一気に飲む。




あの出来事がきっかけで彼女が俺を避けるようになったのは分かっているのだ。


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