王子様ではなく、俺様でした。



「全員揃ったね!」




由奈の家は一人暮らしの割には広くてゆったりくつろげそうな部屋だ。




「あ。飲み物とか買ってないんだけど、
買い出し行く?」




「あ、私行く。」




とっさに手をあげた。



「んじゃ、俺も。」




手をあげたのは雄飛君。




ビックリした。そういうのやらなさそう








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