シルティアの魔術師
一瞬、何が起きたか分からなかった。
気付けば私の体は宙に浮いていて、その体には木の弦のようなものが巻き付いていた。
大木の方を見ると、それは先程とは打って変わってまるで生き物のように怪しげに蠢いていて。
ーその時やっと、私は自分が大木に捕らわれている事を理解した。
「くっ…!」
私は何とかして逃れようとするが、自分に巻きつく木の弦はビクともしなかった。
私は懐にある武器に手を伸ばした。
短剣を使えば、この弦を切れるかもしれない。
ーそう思い、無理な体勢を取りながらやっとの思いでそれを取り出した。
気付けば私の体は宙に浮いていて、その体には木の弦のようなものが巻き付いていた。
大木の方を見ると、それは先程とは打って変わってまるで生き物のように怪しげに蠢いていて。
ーその時やっと、私は自分が大木に捕らわれている事を理解した。
「くっ…!」
私は何とかして逃れようとするが、自分に巻きつく木の弦はビクともしなかった。
私は懐にある武器に手を伸ばした。
短剣を使えば、この弦を切れるかもしれない。
ーそう思い、無理な体勢を取りながらやっとの思いでそれを取り出した。