イジワル上司のヒミツ
「そ、それでですね…その携帯を、引き取りに行きたいのですが……今、どこにいます?」
『家。悪いけど、こっちの事情で俺は外に出られない。だから、俺の自宅まで来て』
「い、行きます行きますっ!場所はどこですか?」
私はその男の人から、自宅の住所を聞き出して、紙にメモした。
「………わかりました。それで、本当に申し訳ないんですが、今から取りに行っても大丈夫でしょうか(汗)?携帯ないと困るもので・・」
『わかった』
「30分程で行きますのでっ!よろしくお願いします!」
私は電話を切り、着替えたばかりの部屋着から、また私服に着替える。
「……拾った人、どんな人だった?」
心配そうに、私の側に寄ってくる茉莉。
「若い男の人。これから、その人の家に行って携帯取りに行ってくる」
「え、危なくない?一緒に行こうか?」
「大丈夫だよ。住所からして、賑やかなところだし…それにあんた、課題やらなきゃいけないんじゃないの?」
「…そーだけどさ・・」
「心配しないで!携帯引き取ったら、すぐ連絡するから…先にご飯食べてて」
「…………うん」
私は心配する茉莉に手を振り、財布と家の鍵を持って外に出る。
『家。悪いけど、こっちの事情で俺は外に出られない。だから、俺の自宅まで来て』
「い、行きます行きますっ!場所はどこですか?」
私はその男の人から、自宅の住所を聞き出して、紙にメモした。
「………わかりました。それで、本当に申し訳ないんですが、今から取りに行っても大丈夫でしょうか(汗)?携帯ないと困るもので・・」
『わかった』
「30分程で行きますのでっ!よろしくお願いします!」
私は電話を切り、着替えたばかりの部屋着から、また私服に着替える。
「……拾った人、どんな人だった?」
心配そうに、私の側に寄ってくる茉莉。
「若い男の人。これから、その人の家に行って携帯取りに行ってくる」
「え、危なくない?一緒に行こうか?」
「大丈夫だよ。住所からして、賑やかなところだし…それにあんた、課題やらなきゃいけないんじゃないの?」
「…そーだけどさ・・」
「心配しないで!携帯引き取ったら、すぐ連絡するから…先にご飯食べてて」
「…………うん」
私は心配する茉莉に手を振り、財布と家の鍵を持って外に出る。