幽霊女に恋をした。


男の人は、本気で不愉快そうな顔をしながら


塩を片手に私ににじり寄る。



ちょ...っと待った!


口喧嘩のせいで、余計に怒らせてしまった


みたい。



男の人の目は、もう殺気のようなものさえ


たたえている。



だけど、ここで消えるわけにはいかないし...




やっぱり、逃げた方がいいと


向きを変えようとした瞬間...



「真堂!!」




後ろから、よく聞きなれた声が聞こえた。




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