幽霊女に恋をした。
柊羽さんは、生まれつき
見えていたわけじゃないんだ…。
確か、死にかけると見えるようになる
事があるって、龍さんから聞いた
覚えがある。
龍さんは、生まれつきみたいだけど。
「彼女には、話そうか迷ったよ。でも、彼女は自分のことを包み隠さず話してくれてた」
その言葉から、柊羽さんがどれだけ
その人のことが好きだったか
感じ取れた。
「だから、話すことにしたんだ。彼女なら受け入れてくれるだろうと思って。けど…」
柊羽さんの言葉が、そこで途切れた。