幽霊女に恋をした。
「それを話したとき、彼女は俺のことを、化け物でも見るかのような目で見た」
柊羽さんの声が、悲しみでかすれる。
「そんな…」
確かに、普通の人からしたら、幽霊が
見えるのは変なのかもしれない。
気味が悪いと、思うのかもしれない。
だけど。
それまで両想いだったのに
柊羽さんが幽霊が見えると知った瞬間
に、そんな目で見るの?
「その日から、彼女は俺から離れて行った」
柊羽さんは、乾いた笑みを浮かべる。
「おかしいです、そんなの!柊羽さんはその子を信じて話したのに…」