Summer time



「あ、秋穂おはよ!」


「あ、うん。…おはよ」


「お前、うん。ってなんだよ!」



そう言って笑いながら、
あたしの頭をポンポンして教室に入って行った



ず、ずるい…


ポンポンされた頭を押さえながら、海斗の背中をジッと見つめていると両隣から肘でつつかれる



「朝からいちゃついちゃって〜」


「只でさえ暑いんだから勘弁してよねー?」


「あきちゃんいーなー!!」


「いやいや、あなたリア充でしょ!?」



3人同時に突っ込めば愛理は照れたように笑った



「にしても、ライバル多そうだよね〜?」



優が派手目な女子と話す海斗を見ながら呟く



「うん。それはもう分かってるよ」



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