冷たいあなたは救世主


目の前にはすごい怖い顔をした康くんの姿…


じんじんと痛む私の左頬…


震えている私の体…



私今…


ぶたれたの?



「あ、あの…康くん…」


「なんだよ!

お前だけいい気になりやがって!」


今度は康くんが私の腹部を蹴り飛ばす。


まさかよもやそんなことをするとは思ってもいなかった私は、

なにも防ぐことができずに、ストレートでその蹴りを食らってしまった。




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