冷たいあなたは救世主


そっと静かに、部屋に入る。


靴があったから、きっと康くんは寝てるはずだ。


起こさないようにしよう。


寝てるのを邪魔すると怒られるから…。



捨てられてたらどうしようかと思ってたけど、そんなことはなかった。


私の荷物は無事だった。


持ってきた鞄にテキパキと詰め込む。


多くはなかったから、そんなに苦労しなかった。





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