冷たいあなたは救世主


「すぐに乗り換えるとか、ホント、あの子サイテーだよね。」


そう会話する声がトイレから聞こえた。


なんともいえない気持ちを、私は抱いた。


気にしない、気にしない…


何度もそう言い聞かせても、

気づいたら気にしていた。




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