またね…
「落ち着いた?」




「うん…」





「頑張ろう。アイツを忘れるのは絶対無理だ。でも泣くのは止めよう。アイツは空から見ているから…」




「うん…」





「次、会うときまでもっといい女になってやれっ!」




侑隼先輩はそう言って帰って行った。






先輩…




好きで…




好きで…




仕方ないよ…





先輩のいない人生をこれから1人で歩いて行くなんて不安だよ…






でも侑隼先輩やみんなのお陰で少しずつ…




少しずつだけど




先輩の死と向き合えた。






ありがとう…





先輩…







幸せなトキを






ありがとう…






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