またね…

記憶…

「…ですが、記憶障害があるかもしれません。」




キオクショウガイ?




「ど、どうゆう…」


先輩のお母さんは泣きながら言った。


「全部が記憶から無くなるわけではないです。ただ、1つのことを全部忘れてしまうかもしれません。」




1つのことを忘れてしまう…




私が…




先輩に…




こんな障害を…



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