りんご飴
『っんか!!!林歌!!!』

梨緒の声で現実に引き戻された。

『どうしたの?ボケーとして。』

『ううん。なんでもないよ。ごめんね?』

『別にいいけど。それより林歌のすきなりんご飴売るよ。買わなくていいの?』

『買う買う。一緒にきてもらってもいい?』

『やだよ。1人で買ってきな。待っててあげるから。』

『ちぇー。じゃあ待ってて。』

『うん。いってらっしゃい。』



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