君とともに未来を



翔亜side


女たちからの呼び出しに応じたあたし。

あたしにとっていじめほど怖いものはなかったのに今は何よりも孤独であることが怖い。




「もっと頼って…」

この言葉とともに頭に感じたぬくもり。

ポンポンって……

あたし小学生じゃないんだけど…(笑)



でも成宮くんの手のぬくもりに何より安心した自分がいた。







ありがとう、成宮くん。


ゴメンね、わがまま言って。


一緒にいたいって思うくせにいつかは離れなきゃいけないんだ。


あんな女たちに何言われても平気。


あたしを信じてくれる人がいるから…








もう少しだけみんなの傍にいさせて…
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