私とキミの距離


そっか……陵くんと付き合ってるんだ。



正直、実感が湧いてなかった。


陵くんが彼氏で、私が彼女……?




「………//」



そう思っただけで、嬉しくて、恥ずかしくて

胸がいっぱいで。


とても幸せに感じた。



「……麻央」



陵くんに呼ばれる。


優しい瞳。




「陵……くん」



初めて声にだして陵くんって呼んだ。


それだけで
とっても愛しい。


胸がいっぱいになる。
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