恋花火~あの日、言えなかったコトバ~
第6章 活動開始

fuzzy lop

「え?ホントに?」

「ああ、ようやくギターとドラム見つかったよ。これでやっと活動出来るな」

「うんうん。それで、いつ集まるの?」

「明後日の午後2時。大丈夫か?」

「バッチリだよ。土曜だから学校早く終わるし」

「そっちじゃない。2人と会うの、抵抗ないの?」

「だいじょぶだよ、ナオキくんが選んだ人達だもん。きっとうまくやっていけるよ」

「…そうだな。じゃ学校終わり迎えに行くから」

「うん、今日また夜電話していい?最近会えてないから、また声聞きたくなりそう」

「ああ、俺もだよ。忙しくてごめんな」

「ううん、平気。じゃあ論文頑張ってね」

電話を切り、教科書を広げてテスト勉強を始める。
あたしも中間テスト頑張んないとね。
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