嘘と煙草と君とチョコレート
LEMONed I Scream
助手席に座り、ドアを閉めた。

そして何気なしに林さんを見ると、
バチっと目が合ってしまった。

一気に自分の顔が赤くなったのが分かる。


私は林さんの目に弱い。

それに、この距離・・・

近すぎる!!

私は慌てて目を逸らした。


林さんは何も言わないけど、
私の反応を見て笑ってるに違いない。

現にクスクスという声が聞こえる。
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