東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
母の一族・『土御門家』は陰陽師・安倍晴明様の分家の末裔。


明治時代まで帝様の膝元の陰陽庁の中枢として活躍していた。


武士の時代が終わりを告げ、再び帝様の時代が到来。



時代の移り変わりとは残酷なモノで、政治改革の上で陰陽庁は不要なモノだと決められ、廃止が決定された。


それに不満を露わにしたのが『土御門家』




新政府に不平を抱く士族たちと共に戦争を起こした。



『西南戦争』




政府軍は『土御門家』の当主・土御門惟安(ツチミカドコレヤス)の陰陽の力と呪詛に苦しめられた。



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