東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
俺と栗原中尉は旅館の裏側にある日本庭園に出た。



「俺たちを追ってここに来たのか?」



「貴様は俺がこの時代に居る事を不思議に思わないのか?銀龍帝様から訊いたか?」



「…あぁ…訊いた」



「そうか…まさか…あの成宮殿が未来の帝様とは驚いた…そして俺たちの天使を束ねる四神の一人の青龍様でもあるとは」



「貴様は天使界の頂に立つ熾天使・セラフだと訊いている…」



「貴様は権天使・アリエルだろっ?」



「互いに同じ天使だが…生憎…俺には天使の力はない」



「…貴様も何かの罪を犯し…その償い中と言う所だな」








< 235 / 300 >

この作品をシェア

pagetop