上々、花日和
ああ、私はこの人が好きだわ。うわべだけの色味に惑わされることのない確信みたいなものがある。
「海みたい」
「え?海?」
「永富さんは海みたいです」
ザブンと海に落ちた私は永富さんという海の中に包まれるような感覚で、それはとても柔らかで深い。
そう伝えたら、
「なるほど。なんか…エロいな…」
「エロいって!そうじゃなくって!」
真剣に話してるって言うのに、この人ってば!
「じゃあ、また包んであげる。でも、今ははらへった!!」
「ぶっ」
弾けた。重い気持ちを弾かれた。
「またやられた感じ…」
「んーっと、到着だよ」
そんなことよりメシですか。
「はーい」