SS男子の落とし方
「だって...
咲也君、そんなことで女遊びをやめたりする性格じゃないでしょ?」


「あぁ。」


「じゃあ、どうして...」


「んなもん、どうだっていいだろ。
取り敢えず機嫌直せ。な?」


そう言われてコクンと首を縦に振ると、咲也君が口角を上げた。



「よし!
じゃあ、明日からも偽彼女頼んだからな。」



お金を店員さんに支払うと、咲也君は一人で帰ってしまった。



「え?」


また言い逃げ?


そして放置ですか?


何でこんな奴がモテるのか分からない。



はぁ...
また明日からも振り回されるのか。
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