SS男子の落とし方
「ぎゃあー!」
「ゔぁーー!」
「いやぁぁぁ!」
「...芽衣、煩い。」
おばけ屋敷に入ってまだ50mも進んでないのに、私はヘトヘトだった。
「はぁっ...ホント、無理。
今から引き返さ...ぎゃあー!」
話している途中で、不気味な人形が上から落ちてきた。
「海の時より酷いとは思わなかった。
見てるこっちが疲れる。」
腰を抜かした私にやれやれと手を差し伸べる咲也君。
「だから言ったじゃん。」
その手を取って立ち上がった途端、背後に気配を感じた。
ゆっくりと振り返ると