SS男子の落とし方
「あー!!
楽しかった!!」


遊びまくった帰り道、私の後ろで歩いているせっちゃんの方へ振り返ると...咲也君がいた。



立ち止まった私の異変に気付いたせっちゃんも振り返る。


「あ、椎谷君...」



咲也君は一人ではなかった。



違う学校の制服を着た綺麗な女の子と一緒だった。



分かってる...



私は偽だもん。


咲也君が学校内での女の子を清算するために、付き合ってるだけだよ..


学校の外でのことは私に関係ない。



分かってるのにモヤモヤする。
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