先生、教えて。


一生懸命涙を抑えようとしたら、先生があたしを引き寄せた。


いつの間にか、温かい先生の胸の中に顔が押しつけられている。




「大丈夫。二菜は悪くない。
悪くない…。

だから、もう自分を責めるな」




背中に回された手が、トントンとリズムを打ってあたしの心を落ち着けた。





< 347 / 354 >

この作品をシェア

pagetop