最愛HONEY


――……
―――――……




「…ねぇ、龍ちゃん?」


「んー?」


「私、これからもずっと、死ぬまで一生、龍ちゃんのことだけを愛し続けるからね?」


「…何?急に。」


「龍ちゃんが“おじさん”になって、“加齢臭”とかするようになっても、変わらず大好きだから。」


「ひっでーな…
つーか、そうなったときには、お前だって同じようなもんだろ。」


「…え?」


「ぶくぶく太って老け込んで…見るも無残な“おばさん”になってるかもしれないじゃん?」


「ひっどーい!私は“素敵に”年を取るもん!努力するもん!」


「あー、もう。わかったから暴れるなよ。ホラ。」


「…んっ。」


「……安心しろって。

俺も、お前がどんな姿になっても、変わらず愛し続けるから――」






これからもずっと、

一緒に年を重ねて行こう?








*End*





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