僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「たっく・・・ほらっ。」


柊哉が手を差し伸べてくれた。


柊哉・・・


弥夜は柊哉の手をそっと掴んだ。


あたたかい手・・・


その手に触れるだけで心があたたかくなる。


「パンツ丸見えやったぞ」


「えっ!? 見たの!?」


そう言われて弥夜の顔は真っ赤になった。


「見たんちゃう、見えたんや。」


「アホっ! 変態!」


弥夜は柊哉の腕を思いっきり叩いた。


「いてっ! 何するねん!」


「うるさいっ、変態!」


私に勇気をくれた人、私に手を差し伸べてくれた人、
私のかけがえのない大切な人・・・


柊哉、私はあの時からあなたのことが大好きなんだよ。



◇◇◇◇◇


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