僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「おはよう、柊哉」


「今日は早いな?」


教室に入ると晃と宣弘が手を挙げ歩み寄って来た。


「そやろ? やる気がちゃうからな」


「やる気? 何の?」


「まぁ、いろいろとな」


「はぁ!?」


「それより宣弘、なんかええバイトないか?」


「バイト?  柊哉バイトするんか?」


「うん。」


「なんでまた?」


「ちょっとな、金稼ぎたくて」


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