僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
◇◇◇◇◇


私と柊哉はまるで姉弟のようなに育った。
柊哉が生まれた時は、私は中学一年生。
だからいつも柊哉の面倒を見ていた。


「かわいい・・・」


「でしょ? 彩菜ちゃん、仲良くしてあげてね?」


「うん!」


赤ちゃんの柊哉は本当に可愛くて、
私はすぐに柊哉のことが好きになった。

それに仲良くしてねと、
柊哉のおばさんに頼まれたこともあって、
私は毎日のように柊哉に会いに行った。


ご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、
オムツだって換えた。


ちっちゃくてかわいい~
って、私はどこ見て言ってんの!? 
変態やん!


あまりにも面倒見過ぎて、お母さんに怒られたくらい。


そりゃそうだよね?
母親を差し置いて世話し過ぎ?


でも、本当にかわいくて仕方なかったんだ。



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