僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
柊哉はどんどんと大きくなっていき、
歩きだしたかと思うと、すぐに走り回るようになった。

悪戯ばかりしてはすごくヤンチャで、
私のスカートめくったり、物を隠したり、
いつも私に悪さして、おじさんに怒られてたっけ?


でも外に出ると人見知りして大人しくなって、
いつも私の後ろに隠れてた。
そんな柊哉がすごくかわいくて
守ってあげたいって思った。



お風呂だっていつも一緒に入ってた。
お湯を掛け合ったり、歌を歌ったり。


でもある時から入らなくなったなぁ~
突然恥ずかしいって言い出して、
顔を真っ赤にしてお風呂場を追い出されたっけ?

あの時はすごく悲しかった。
柊哉とお風呂に入るのがすごく楽しかったから。


まぁ男の子だし、年頃になると当たり前かな?
私は恥ずかしくなかったし、全然嫌じゃなかったけど。


それは柊哉を子供と見てたからかな?


裸を見られることは気にしてなかったし、
今でも全然一緒に入れる。


あれ!? これって私が変なのかな?



< 87 / 364 >

この作品をシェア

pagetop