花と雨の恋物語【短】
「なんで?なにこれ??」
予想通りの反応(笑)
指輪を見てあたふたしていた。
「ただ、普通に言ったんじゃ面白くないから・・・ね。ちょっとしたサプライズ」
「ええええ・・?サプライズ?」
「花さん?」
「なに??」
「・・・・・・ずっとずっと守り続けていくから。結婚してください」
俺がそういった瞬間、手からポト・・・・と落ちた指輪。
それと、涙。
「秀くん・・・・!!いつもいつも反則だよぉ・・」
「その反応は、結婚してくれるってことぉ??」
「もう・・当たり前じゃん・・。これ以上、私を泣かさないで」
そう言って、ぎゅっと花さんは俺に抱き着いてきた。