ルーツ
中に入りある一室のドアの前に立つ。



呼び鈴を押す。



すると中から青白い顔をした
生命力の乏しい青年が出てきた。



震える手。



青年はか細い声で平野たちを迎えた。




「ま、待ってましたよ。


ふふふ…



ぼ、僕を保護してくれるって約束、
守ってくれたんですね


礼を言いますよ…ふふふ」

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